放射能気流の影響は隠せない |
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碧い蜻蛉
(北九州7)
先に、モニタリングポストの応答が遅すぎると指摘したが、その反応の鈍いモニタリングポストでも1日の変化をグラフにしてみると激しい動きが見える。
右のグラフは下記のホームページで各都道府県のモニタリングポストのデータをグラフ化して示しているところから引用させてもらったものだ。
http://ma-04x.net/all.html
全国でもこうした変動を示しているのは福岡県と福島県で、隣接の佐賀県はほとんど変動のないグラフとなっている。陣原市民センターのデータの変動の幅はだいたい0.03〜0.04μS/hぐらいである。基本的な線量水準は高いが変動幅は福島県も同じくらいである。
福島では今でも毎日何億ベクレルもの放射能が放出され、風に流されて各地を襲っている。放射能雲が来た時に上がり、外れた時に下がると言うことを繰り返していることが鮮明に理解できる。
同じ事が陣原、赤崎、松ヶ江、日明の4カ所のモニタリングポストでも起きていることがわかる。北九州市内にも放射能発生源があり、風にあおられてモニタリングポストを襲ったり、外れたりしてデータの変動をきたしている。
北九州市における放射能発生源はどこなのか?
放射線は過去何秒間、何分間、何十分間のガンマ線計測値の平均値を10分ごとに表示する移動平均表示をとっているの推定しているが、平均をとる時間を長くすれは変動が見えにくくなる。機器の仕様が明確になっていないが、福岡県設置の機器はかなり長時間の平均を表示しているようだ。
福岡県
福島県
佐賀県