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北九州市 モニタリングポスト調査

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

放射能は閉じ込めるのが原則であるのに、わざわざ汚染のほとんどない地域に運んできて、市民の反対を押し切って9月17日から放射能がれきの焼却を始めた北九州市、環境省。大阪市でも橋下市長が独断でがれき焼却を進めようとしている。

北九州市で焼却を始めてから風邪のような症状や湿疹などの悪化、体調不良が増えているそうである。人ごとではない。大阪での焼却を止めるためにも北九州がどうなっているかを確認する必要がある。現況の汚染がどうなっているかを把握するために北九州や下関の彦島などを回って計測を行ってきた。(平成24年9月28日から10月1日にかけての調査)

環境省設置、福岡県の設置している八幡総合庁舎のモニタリングポストの前での計測原データを表示しておく。GM管式計測器でのガンマ線測定は低領域は高めに出るし、原理的に不正確なものであるが、多くの人たちが持つことによって環境変動をいち早く察知できるし、機器を照らし合わせておいて、多くの場所での一斉調査などに使うことができる。目眩ましを打ち破る有効な武器となるので、シンチレーションサーベイメーターとセットにしている。

シンチレーションサーベイメーターでの計測はモニタリングポストの示す値に対してプラスマイナス0.01μS/hぐらいでほぼ同じレベルを示していると考えられる。

松ヶ江南市民センターではCs134計44カウント、Cs137 162カウントと福島事故由来のセシウムを検出した。

陣原市民センターでは、検出限界ぎりぎりであるがCs134計23カウント、Cs137 9カウントを検出した。

今後焼却が続けられることによってこれらの数値がどのように変化していくか、福島事故由来のセシウムがどのように増えていくか、注目を続けよう。

図は北九州市の焼却場とモニタリングポスト設置場所 表は各ポストでの計測原データ

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(北九州1)

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