碧い蜻蛉
そらまめくんが大騒ぎ PM2.5が増大
2012年11月28日12時
2012年11月28日24時
2012年11月29日12時
2012年11月29日18時
2012年11月28日18時
2012年11月29日6時
2012年11月29日24時
2012年11月30日6時
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2012年11月30日18時
2012年11月29日6時
2012年11月29日6時
11月29日9時から焼却開始
11月30日夕方焼却終了
大阪でのがれき焼却が始まるとツイッター上に、環境省の大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)でSPMやPM2.5のデータが真っ赤になっているという情報が寄せられていた。不都合なデータが出てくると改ざんされる恐れがあるので関係する時間帯のPM2.5の画像をダウンロードしておいた。
貼り付けた画像が小さくて見にくいが、大阪での焼却が始まって、高濃度汚染を表す赤いマークが増えていき、京都、神戸まで赤くなっていくのが観察できる。そして焼却が終了すると低汚染を示す水色に戻っていく。
放射能がれきは、なぜか通常のごみと違って、PM2.5などの微少粒子状物質を発生しやすいようだ。
SPMとは浮遊粒子状物質の英語表記の頭文字を採ったもので、PM2.5はそのSPMのなかの特に細かな粒子(2.5マイクロメートルφ以下の大きさ)で、吸入によって直接肺胞の中に入り込み呼吸によって排出されない。これに放射能が吸着すると非常にやっかいなことになる。(用語説明はhttp://soramame.taiki.go.jp/KomokuDetail.html)
市民の方が大阪市に問い合わせたところ非常に横柄な対応で
「大阪市環境局の説明では、微粒子の数値が上がったのは黄砂の影響です!と言い切っていました。」
ということです。
ある方がダウンロードしてとっていた黄砂情報の実況図です。29日はまだ朝鮮半島の南端にありました。
また、PM2.5の原因が黄砂によるなら大阪から汚染が始まるのでなく、近畿の北部の方から先に汚染が始まるはずです。そうなっているでしょうか。
11月30日午後6時、焼却終了まぎわにPM2.5の図がきれいになっているのは、30日の午後から北風がかなり強くなり、大阪や京都の汚染された空気が吹き飛ばされてきれいな空気に入れ替わったからです。
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