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碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

ホットプルーム(高放射能気団)来襲 大阪・高槻

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がれき焼却によると思われるホットプルームが来襲して高い放射線(ガンマ線)線量率を示していった。こうした気団に含まれるホットパーティクルを吸入すれば明らかに健康被害をもたらすであろう。

高槻市は大阪平野を東から西に流れる淀川の上流に位置する。江戸の昔から京都・淀と浪速の間を行き来する船は川沿いに遡上する西風を帆に受けて川を遡り、下りは川の流れによって運行していた。また、大阪の大気汚染が激しかった頃は大阪の汚染した空気が川沿いに淀へ入り、京都盆地を北上して北山あたりにたちこもって木々に影響を与えているという話もされていた。従って、大阪での放射能がれきの焼却は高槻・京都でも人ごとではない。

大阪市が11月29,30日にかけて実施した放射能がれきの試験焼却に備えて、室内であるがポケットガイガー(Type 4)をiPodにつないで24時間連続測定を行っていた。左側の3つのグラフは上から11月29日、11月30日、12月1日のグラフである。横軸が時間の経過、縦軸が放射線量率をμSv/hで表している。11月30日だけは縦軸の目盛が異なっていることに注目されたい。

がれき焼却が始まっても比較的変動が少なく経過していたが、試験焼却がほぼ終了したと思われる11月30日の午後3時過ぎから突然1μSv/hを超える高い値が飛び出した。通常値の10倍以上の高い値であり、これまでの大阪での計測では一度も検出されたことはない。わが家の頭上をホットパーティクルを含んだ高放射能気団が通り過ぎて行ったものと考えられる。がれき焼却が原因としか考えられない。

この期間中の風はいろいろな方向にむかっていた。たまたま、わが家の上空に向かった空気だけに含まれていたというのでなく、無数の計測器で観測していれば至る所でこのような高濃度の結果が得られたであろう。

実際にツイッターなどでは各地で高線量率の報告が挙がっている。

1マイクロシーベルト/h超!

このページのグラフなどは出典を明らかにしていただければ自由に使って下さい。また、各地の計測データなどの情報をお知らせ下さい。(2012年12月2日)

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