item2

大阪でも福島事故のセシウムを確認!!

 核種分析の可能なガンマ線サーベイメーター(iFKR-254,計測時間1000sec)を用いて、大阪府高槻市の公園や神社、市役所などで放射能調査を行った。

 全地点でセシウム134の二つのピーク、セシウム137のピーク、いわゆるセシウム3兄弟が検出できた。半減期の短いセシウム134が同時に検出されることから、福島事故由来のセシウムであることがわかる。地上1mのところで全ガンマ線1,681cpmのうち、Cs134の2つのピークがそれぞれ117cpm、183cpm、Cs137が100cpmであった。空間線量は0.064μS/hでした。地表に計器を置いて計測したものは、Cs134がそれぞれ100,263、Cs137が100cpm。空間線量が0.068μS/hでした。

 これらのセシウムの値は皇居の和田蔵門内の芝生上で計測した時の約5分の1でしたが、福島の放射能が確実に大阪にも飛来していることを確認できます。

 関西はもともと花崗岩地帯で空間線量が高いと言われていますが、そのうえに福島の放射能が重なっています。

 これに対して、千葉県柏市や皇居での測定では空間線量のほとんどが福島事故由来のセシウムによるという結果になっています。

 このほかにも柏市では歩道空間上での計測を行いましたが、1mの高さで1年間に2mSv被曝する濃度を示していました。

 また、お母さんが子ども連れで来ていた公園では大人の胸の高さである1mでは0.25μS/hでしたが、子どもたちがしゃがんで遊んだり、泥遊びをする地表では3倍の0.63μS/hでした。子どもやペットなどは大人の3倍の被曝を心配しなければなりません。

 福島ばかりでなく、柏市もこのまま放置すれば取り返しのつかない事態が起きてきます。

 

 

item3

大阪汚染1 大阪汚染2大阪汚染3大阪汚染4

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪