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アメリカ・エネルギー省 線量調査

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

碧い蜻蛉

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アメリカは福島事故後周辺を走り回って、日本政府の要請で5月始めに中止するまで、空間線量やダスト、土壌の放射能測定を行ってきた。下記のWEB(現在はリンクしていない)から原データを入手して、緯度経度データからWEB(http://usoinfo.if.land.to/osmtool/latlon2addr.php)で地名を割り出し、また、単位もベクレルやシーベルトに変換した。

全データは http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation に移されていました。

表の上半分はベータ線の強度が100万ベクレル/m2以上の地点、下半分はガンマ線の強度が2μS/hを超えた地点を抜き出した。地面に降った放射線核種から打ち出されるベータ線は数10センチメートルの高さまでしか届かないとされるが、富岡町の道路のクラックから打ち出されるベータ線は1m2あたり1秒間に4000万発以上もあったことになる。赤坂の米国大使館の屋根でも400万発近い。富岡町のベータ線の強さを日立アロカでの計測に換算してみると、100万cpmに相当する。赤坂でも10万cpm弱になる。事故までの人体に対する体表汚染の除去基準13000cpm(事故後10万cpmに改悪された)から考えると、東京でも体表除染の必要な汚染を起こしていたのであろう。

避難者に防塵マスクを配ることもなく、ヨウ素剤を服用させることもなく、東京でも被曝を防ぐ必要性を指示することもなく、「ただちに人体に影響がない」という嘘の発表をすることで多くの人たちを被曝させた枝野は重過失傷害犯であり、無批判に安全デマを全国に配信したNHKはじめ既存メディアも共謀共同正犯である。

筆者は23年4月に渋谷のアパートで窓ガラスの拭き掃除をして、雑巾を洗うバケツに入れた手首の部分が赤黒く日焼けをした。軽度だがベータ線熱傷を起こしていたのである。1間四方(約4m2として)の窓を拭くごとに水を替えていたから、約5Lの水に1200万ベクレルのベータ線核種が入っていた可能性がある。ただちに人体に影響があったのだ。東京でも犬や猫にベータ線被曝によるやけどや角膜損傷などが起きているのでないだろうか。

ガンマ線は地表と1m高さでの測定など混在しているが、浪江町昼曽根地区で50μS/hを記録している。しかし、これは54日のデータであり、会津大学のNaI機器での測定データ推移から推定すると事故当初のガンマ線は10倍以上の500μS/hぐらいあったのでないか。外部被曝だけを考えても1日滞在していれば軽く20mSvを超えていたのではないか。線量率データを公表しない民主党政権、環境省。厚生省の官僚たち、そして目くらましの符術を行った偽学者たちの犯罪を深く記憶する必要がある。

大気4

なんと100万cpm相当だ!

ここも10万cpm相当だ!

大気汚染1大気汚染2大気汚染3大気汚染4大気汚染5大気汚染6大気汚染7