item2

アメリカ合衆国原子力規制委員会 放出量推定

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

大気7

大気汚染1大気汚染2大気汚染3大気汚染4大気汚染5大気汚染6大気汚染7

米国原子力規制委員会(NRC)による福島事故の放出量推定のプロファイルは日本の原子力安全・保安院のそれといくぶん異なっている。表に示した左側がNRCによるものだが、日本のものよりも核種が細かく検討されている。黄色にマーキングしたものは他方より10倍以上多く推定しているものを表す。(E+○)の数字の差が1あると約10倍になり、2では100倍、3では1000倍の開きになる。)

下の方に示す合計放出量はあまり差がないが、キセノンガスを除くと米国の方が10倍多く見積もっている。また放射性セシウム137も10倍多く見積もっている。

ヨウ素131の放出量に近い10の17乗レベルの放出核種として、Ba-140 、Cs-134 、Cs-137、ヨウ素-132、Sr-89、Te-132。その10分の1になるが10の16乗レベルの放出核種としてCe-141、Ce-144,Cs-136、Kr-85、La-140,Nb-95、Np-239、Pr-143、Pr-144、Rh-103m、Ru-103、Sb-127、Sr-90、Te-127、Te-127m、Xe-131mY-91、Zr-95が挙げられている。

福島大学の渡邊明氏は、2011年3月に福島大学に降った放射能を測定しているが、実にLa-140 で5600万ベクレル/平方メートルという驚異的な数値を報告しているが、大量に放出されたBa-140の娘核種であることを考えれば、NRCの推定の方が妥当性が高い。

item3

NRCはチェルノブイリ同等の放出量を推定していた