碧い蜻蛉
福島には 約4000万Bq/m2のヨウ素が降った
福島に降った放射性ヨウ素の量は測定装置が地震で壊れたという理由で文部科学省のホームページにはデータがありません。初期被曝の重要な指標となるべきデータすら取っていない(隠している?)情けない政府です。無い方がましかもしれません。
下記に示すような3通りの推計方法を用いて、2011年3月に福島に降下した放射性ヨウ素(I−131)の量を推定しました。その結果、3600万から3800万ベクレル/m2が降ったと言うことが推定できました。セシウムの降下量、テルルの降下量などを加えれば放射能濃度が5000万ベクレル/m2にもなっていた可能性があります。チェルノブイリの立ち入り禁止区域は138万ベクレル/m2以上(セシウム137)ですから、いかに激しい汚染であったか。 (福島降下量2の解説を加えた 2月25日)
使用したデータは原子力安全・保安院および文部科学省のホームページから引用。