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チェルノブイリの健康被害の現実   3

5年後に疾患の大爆発 子どもたち

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪
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小児疾患の患者数/10万人あたり(ホメリ地域/ベラル−シ)

チェルノブイリ2の表をグラフ化した。事故前には、医者にかかる子どもたちは10人に1人程度であったのに、事故から4年後には10人に8人に急増、さらに事故から7年後には10人が10人とも医者にかかるようになり、さらに年に2回以上かかる子どもたちが出てきていることからグラフが突き抜けてしまっている。

特にめだつのが呼吸器疾患で、実に10万人に800人寂の罹患率(0.8%)であったものが、1990年には50%、1997年には82%もの罹患率となっている。こうなると、病気でない子どもたちを探す方が難しくなる。

次のページで、罹患率の低い病気の傾向を見よう。

チェルノブイリ1 チェルノブイリ2 チェルノブイリ3チェルノブイリ4