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高浜町 がれき焼却 事前調査1

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

放射性セシウム不検出

大高浜町のがれき焼却施設周辺を調査した。午後からだったので4地点であったが、すべての測定で放射性セシウムは検出されなかった(iFKR-254で1000秒計測)。原発マネーで豪勢な施設がある割には、子どもたちが普段遊べるような小公園がなく、降下放射能を計測できる適地がなかなか見つからなかった。運動公園のグランドには鍵がかけられ、豪華な管理棟も無人で閉まっていたのでアスファルトとか煉瓦舗装の上で計測した場所もある。

芝生地は放射能が降下しても刈り取られ外へ持ち出されてしまうので計測場所としては不適な場所であることがわかってきた。基本的には裸地、それも雨水が流れ出しにくく、かつ回りからの水が溜まらないような場所を選んで計測するのが良いようだ。

今回の計測は花崗岩の風化した赤土地帯であり、原発銀座の中にもかかわらず空間線量率は低かった(シーサイド高浜での測定は煉瓦舗装の上)。福島事故で全国にばらまかれた放射能汚染についても今回の計測では見いだされなかった。ある意味ではそうした清浄地にわざわざ数百年たっても消えることのない毒物(放射能)をばらまく意味はなんなのだ。

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高浜町事前調査1高浜町事前調査2