米国エネルギー省による土壌調査は不明地を含めて合計138地点で土壌試料が採取されている。半減期が短いヨウ素１３１のデータが残されている貴重なものだ。地点ごとのCs134、Cs137および、2011年3月15日に換算したヨウ素131のデータを示す。

ヨウ素１３１の最も高かったのは福島県双葉郡楢葉町で3月26日の採取試料で1.51E+06Bq/kg、　　次も同じ楢葉町で

7.43E+05Bq/kgを示している。3月15日に半減期補正を行うとそれぞれ392万Bq/kg、193万Bq/kgとなる。

また、表の右列に3月15日時点のヨウ素131とセシウム137の比を示したが、平均16倍、場所によっては50倍以上もヨウ素の値が高い地点も存在した。