![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
碧い蜻蛉
アメリカによる土壌核種調査(核種順)
米軍とエネルギー省による土壌汚染調査の結果を紹介しているブログからデータを借用した(表の下部にURL)。エネルギー省のデータベースにあった原データファイル名は(FieldSampleSoilResults_DOE.csv)である。地名変換、ベクレル変換がされている引用データを整理し、核種別に濃度の高い地点を表示する。
土壌採取深度から見て、1平方メートルあたりの濃度はBq/kgの値のおよそ9倍程度だと推定しています。
註欄に○印がついているものは、原データに負記号が付いていたのだが、濃度にマイナスの値は考えられないのでデータ処理上のミスとみなして負記号を取った。
核燃料であるウラン(沸点4404K)、猛毒のプルトニウム(沸点3505K)、セリウム(沸点3699K)などの高沸点の核種があちこちで検出されている。原子炉の内部がこれらの金属が沸騰して蒸発するほどの高温になっていたことがわかる。
Am:アメリシウム,沸点2880K、Ba:バリウム,2170K、Ce:セリウム,3699K、Cm:キュリウム,3383K、Cs:セシウム,944K、I:ヨウ素,457K、Mo:モリブデン,2896K、Np:ネプツニウム,4273K、Pu:プルトニウム,3505K、 Sr:ストロンチウム,1655K、Te:テルル,1261K、U:ウラン,4404K 温度は絶対温度表記なので273を引くと摂氏温度になる。
データは http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation に移されていました。