![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
碧い蜻蛉
京葉線舞浜駅 緑地
2013年6月14日採取
土壌サンプル 25g
iFKR-ZIPの試料口 片面に挿入
計測時間は2800秒で打ち切り
表示値 Cs134 52.3Bq/kg
Cs137 137.2Bq/kg
土壌濃度
Cs全体 2424Bq/kg
TDLで空間線量が高いというツイッターをときどき見かけるので舞浜駅に下りてみた。地震の液状化の修復であちこち工事が行われていたが、ここはさわっていないだろうという緑地の部分を見つけて地表の線量率や核種判別を行ってみた。特に周辺からの雨水の流入も見られない場所である。
地表部の空間線量率は 1分ごと10回計測の平均で 0.0954μSv/h
1000秒計測した核種判別は CS134 796keV 310 counts
Cs134 605keV 506 counts
Cs137 662keV 1753 counts
セシウム合計で2800countsであり、不忍池や谷中の五重塔跡地と同じくらいであった。
東京でのいくつかの調査でわかってきたことは、路傍の土壌のように飛来した放射能粉塵がそのまま残っている場所と土の上に降下して残っている場所による違いではないかと言うことだ。放射能粉塵が畑や庭などの土壌に混ざっている場所ではおよそ3000countsくらいの汚染があり、道路際のように高濃度粉塵が集積している場所では高い値を検出しているようだ。
上に書いたように、この場所の土壌汚染はセシウム合計で2,424ベクレル/kgであった。65倍して1平方メートルあたりに換算すると157,560ベクレルあり、チェルノブイリの避難権利区域レベルの汚染である。
?