item2

北九州市第二次放射能調査

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

射能がれきの強行焼却を続けている北九州市に入り、第二次調査を行ってきた。4.5cmφパンケーキ型ガイガーミュラー管を備えた線量計KH-LND7317 と1インチの沃化セシウムシンチレーションサーベイメータiFKR−254を携えて、高さ1mでの計測に絞ってできるだけ多くの地点を回るようにした。ガンマ線線量率の計測は初期時間を3分とってから1分ごとに10回計測して平均値を求めた。iFKR−254での核種判別は、ガンマ線計測時間も含めて1000秒の計測時間で行った。従って、核種が不検出であったと言うことはこの機種を用いてこの計測時間で核種が見いだされなかったということであって、環境中に存在していないと言うことではない。もっと高価な機器で長時間計測すれば見いだされるかも知れないということだ。

このページではデータだけを示すので、北九州市以外の方には地名などはなじみが無く申し訳ないが、合計30カ所での計測を行った。その結果、5地点で放射性セシウムを検出した。前回不検出であった陣原市民センターモニタリング前では、検出限界ぎりぎりであるがCs134およびCs137 を検出した。一方、前回検出した高見中央公園では測定場所を変えたためか、今回は不検出であった。今回の調査に加えた東筑高校近くの則松西公園では合計で669カウント検出した。

皇后崎焼却場から北側に位置する洞北緑地のグランドでも504カウント検出した。

シンメトリックス社のiFKR−254について、月間宝島1月号に4ページに亘る特集記事が出ているので、関心のある方は購読されたい。

item3