北九州市のセシウム汚染は放射能がれき由来だ! |
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碧い蜻蛉
第二次調査では、市の南部から縦に遡るように調査を計画した。遠賀川の上流部、筑豊の入口から八幡区を北上する調査と日豊本線の苅田や日田彦山線の志井公園から北上する調査を行った。図は1m高さでのセシウム検出の有無を示したものだ。地表部での調査を行っていないので限定的だが、セシウムを検出する場所はほとんど市の北部に集中し、南部ではほとんど検出しなかった。
図の中央やや右寄りに安部山があるが、小高い場所にある安部山公園では検出しなかったのに、坂道を下りてきて交通量の激しい道路際での測定ではセシウムを検出した。安部山のセシウムが福島事故で直接来襲したものであるのなら坂の上の公園も汚染を起こしているはずだが、そうではない。セシウム汚染の広がっている北部とを行き交う車両に付着して沿線を汚染しているものが道路沿いでは検出されたのであろう。
南部での多くの測定で検出されないことは、北九州が福島事故の直接の汚染をほとんど受けていなかったことを示す。つまりセシウム汚染がゼロだった地域に放射能がれきを持ち込むことによってセシウム汚染が始まっていることを示す。環境省や北九州が行っていることは犯罪である。
セシウム検出地点
セシウム不検出地点
第二次調査セシウム検出地点
第二次調査セシウム不検出地点
焼却施設
焼却施設
焼却施設
安部山公園
安部山口
焼却施設