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北九州市の放射能がれき焼却時の健康被害

ウクライナの健康被害

心臓疾患 QT延長症候群

碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪

中枢神経症状

記憶力、思考力、集中力の減退。ケアレスミスの増加。実際に交通事故が増えているようだ。気が遠くなることもある。

痛み

骨(背骨、腕、脚の付け根)の痛み。関節(手首、膝)の痛み。頭痛。腰痛。腹痛。

● Aさん  試験焼却を開始した5月23日に、試験焼却を行っている日明清掃工場のある小倉北区西港町の商業施設に行き、車から降りた途端に、今までに経験のない骨がきしむような左腕の痛みを感じた。翌24日から27日の間、頭痛がずっと治らなかった。右耳の後ろ部分に激痛が走ることもあった。これらは以前2度ほど経験したシックハウス症状に似た頭痛である。頭皮の緊張による、よくある頭痛とは痛み方が明らかに異なる。私以外にも同様に試験焼却中と直後に局所的な頭痛を訴える知人が数名いた。

6月上旬にも昼頃、西港町の商業施設を訪れたところ、やはり23日と同じ左腕の痛みが出て、その日の夜まで痛みがとれなかった。いったん治まっていた頭痛も同日以降頻繁に発生するようになった。これは6月中旬まで続いた。

● Bさん   日明(試験焼却を行った清掃工場を指す)から帰った後、2日間ほど、背骨から肋骨にかけて、今まで体験したことのないような妙な痛みと違和感がありました。背骨一本丸ごと、腫れてうずくような、独特の感覚です。今はありません。たった一時間程しかいなかったのにです。

● Cさん  日明清掃工場の前に午後3時から5時半までいました。途中で具合が悪くなり帰宅。後頭部を鈍器で打ったような痛さでした。翌日も痛みがとれませんでした。(こういうことは初めてのことです。)また、わたしは頭痛持ちではありません。 そして、お腹の下の部分がジンジン痛くてたまりませんでした。息子も、同じ部分が痛いといっていました。

● Dさん  5月24日(試験焼却2日目)/ 朝から喉の凄い違和感で目が覚める(喉がピリピリする)同時に頭痛が始まる。昼過ぎから、耳の下、から肩にかけてと脇の下のリンパが腫れて痛み出す。身体全体が圧迫され詰まる様な、今まで感じたことのない感覚。首周りのリンパの腫れは、夜になると更にパンパンになり悪化。首が動かせない。目も痛い(かゆい)、北九州で40年近く生活してきて、花粉症の経験ないし、黄砂や光化学オキシダントでも目のかゆみなどの症状は一度も出たことがないので焼却による影響だと思う。家族や周辺に咳をしている人多数。  25日/ リンパの腫れと痛み治まらず、仕事に出れず一日寝込む。

● 上記Aさん  試験焼却終了の数日後にも西港町に1時間程度滞在しただけで、焼却時と同じような腕の痛みが今度は7時間ほど続いた。それ以降頭痛が起きやすい。

● Iさん  試験焼却数日後から身体がだるく、数日間両手の手首が痛いと言っていた。東日本から避難して来られた方複数名から、やはり関節炎で手首が痛む症状が九州への避難後も出ると聞いた。

● Lさん  2012年3月頃、仕事で若松区内に入ると、なぜか毎回頭痛が起きていた。(注:若松区のエコタウンががれきや焼却灰を受け入れている疑いがあるという情報が、すでに平成23年から存在する。また、この時期、すでに黒崎の三菱マテリアルもがれきや焼却灰を受け入れていたという証言も存在する。)

● Mさん  黒崎の三菱マテリアル工場と皇后崎清掃工場の間の道を車で通るが、なぜか両工場付近を通過直後に頻繁に後頭部や右側頭部に鈍痛を感じる。これは試験焼却前からのことである。

 

口腔内異常

歯が欠ける。喉の痛み、荒れ。口内炎、血腫。口唇ヘルペス。舌のしびれ、味覚麻痺。唇の荒れ。

● Eさん  2012年6月16日、突然前歯の一部が痛みも音もなく割れた。初めての経験である。続いて7月にも別の歯が割れた。高濃度汚染地域である東京都東部に住む知人も、既に何箇所も歯が欠けたという。

● 上記Dさん  明け方から水道水に違和感。口に入れたらピリピリする。これも今まで生活してきて感じた事のない感覚。(舌の異常、もしくは水道水に異物が混入した可能性。)

● Gさん  吸い込んだ塵が喉に貼りついて、空咳を何度しても取れない違和感。

骨折の多発

平成23年秋から今年の春にかけて八幡西区内のある公立中学校で生徒の骨折が多発しているという情報を聞き、学校に確認したところこれを認めた。八幡東区の小規模の公立小学校でも24年5月にほぼ同時期に2名の生徒が骨折(この学校では5月下旬に生徒の鼻血頻発)、また福岡市内のある小学校でも5月の運動会の練習中に生徒の骨折が多発したと知人から聞いた。公けになっていないので事実確認が出来ないが、東日本でも年齢を問わず骨折、歯が抜けるというケースが多発しているという情報に何度かこれと関係があるかどうかは分からないが、昨年秋から今年の春にかけて八幡西区内のある学校で生徒の骨折が多発しているという情報を聞き、学校に確認したところこれを認めた。八幡東区の小規模校でも5月にほぼ同時期に2名の生徒が骨折(この学校では5月下旬に生徒の鼻血頻発)、また福岡市内の小学校でも5月の運動会の練習中に生徒の骨折が多発したと知人から聞いた。公けになっていないので事実確認が出来ないが、東日本でも年齢を問わず骨折、歯が抜けるというケースが多発しているという情報に何度か接した。青森の知人も昨年歯が2本抜けたという。ストロンチウムによる内部被爆、カドミウムの暴露に遭うと骨折、歯が抜ける、折れるという症状が出るという情報もあり、私自身は歯が折れただけだが原因が分からず、被爆による影響かもしれないと考え、精神的にも非常に不安で参っている。自分がこのような状況なら子どもも同じような内部被爆をしていないかと考えている。子どもの学校給食に5月、千葉産のイワシ、茨城産の大豆などが出たと他の父兄から聞いている。

骨折の多発はがれき焼却前からの現象であるが、焼却開始後さらに増加した印象がある。

気道、呼吸器の異常

鼻血、鼻水、咳、痰。ぜんそくの悪化。呼吸困難。

● Jさん  試験焼却が終わった直後から喉に何か粉のようなものが張り付いたようで、咳払いしてもとれず気持ちが悪いと言っていた。

● 日明清掃工場と同じ町内、小倉北区西港町で働く男性が試験焼却中の24日に鼻血。その子どもさんのクラスメイトも同日鼻血。

● 小倉北区在住の女子中学生(板櫃中)が、26日に小倉南区で開催されたスポーツ大会にて、試合中に鼻血が止まらなくなり試合を棄権。その中学生の校区は清掃工場から6km圏内に入る。

皮膚症状

紫斑。じんましん。奇妙な発疹。吹き出物。

● Kさん  皮膚科の医者も診たことがないというような湿疹ができた。

全身症状

全身倦怠感。脱力。発熱。リンパの腫れ。肩こりの憎悪。めまい。足がつる。こむらがえりを起こす。発熱。首が動かせない。自律神経失調症状の憎悪。

生殖器の症状

生理不順、

の異常

かゆみ、痛み、腫れ。出血性結膜炎。

消化器系の異常

下痢、腹痛。おう吐。感染性胃腸炎。

血管/循環器系の異常

動悸。胸の痛み。呼吸困難。

● 本焼却開始の翌日9月18日、家から外に出る際、高機能マスクを付けていたにも関わらず、胸の奥の方に生まれて初めて感じる痛み。知人の医療関係者に尋ねる と、「そこは心臓だ」という指摘。翌日18日は微熱、下痢、倦怠感で何時間も起きられない。その日以降も時折胸の痛みが再発し、夜には呼吸困難に陥ることもある。

 

免疫/ホルモン系の異常

風邪をひきやすい。吹き出物。感染性胃腸炎の流行。花粉アレルギーの憎悪。

大阪で放射能がれきを燃やし始めた。放射能とPM2.5が結合した排ガスが大気中に放出され、霧のように風に流されて襲いかかる。風の無い夜には此花や尼崎を覆い尽くすように這っていくことだろう。古い映画だがモーゼの十戒の一場面のように余すところはない。大気汚染は6歳までの乳幼児に強く影響が現れることを昔行った高砂市での6000人市民健康調査で確認している。こうした幼いものたちに加え、健康に問題を抱えている病弱者も打撃を受けるに違いない。

健康で経済的にも恵まれた橋下や市の職員たちは弱者をさらに健康破壊という鞭でたたきのめそうとしている。

VOCの健康被害を受けている人たちからも、福島事故でさらに症状が悪化したという悲鳴を聞いている。

先行して放射能がれきの焼却を行った北九州でもありとあらゆるタイプの健康被害が報告されている。

チイサキモノタチノコエのブログから健康被害を整理してみた。チェルノブイリ事故によるウクライナの健康被害などの情報も下に付け加えるので判断の材料にしていただきたい。

またkiikochanのブログで、川根眞也先生が心臓疾患について話されていることも引用させてもらった(2013年2月15日修正)

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ウクライナ放射線医学総合センターの作成資料Review of 15-year's observation of health in children, suffered as a result of the Chernobyl accident 作成者 Виталий  

入手先 http://src-hokudai-ac.jp/ieda/files/stepanovamaterial.pdf

川根:

まず、今お話になった福島の健康管理調査の小児甲状腺がんの影響にすこしふれたいんですけれども、鈴木教授がですね、「チェルノブイリの知見から4~5年後ぐらいに甲状腺がんが発症してきた」というような事を言っていますが、あれはデマですね。

チェルノブイリで4~5年というのは、ピークが4~5年という事です。

もう、チェルノブイリ事故の翌年から子どもの甲状腺がんというのは発症しております。「4~5年後にピークがきた」ということであって、それ以前にも甲状腺がんの発症例というのはどんどん増えています。

そのピークがそこに来たという事で、今回3人の子どもが新たに甲状腺がんと診断されたという事が今回の原発事故とは関係ないというのは全くのデタラメだと僕は思っています。

 

そして、昨年12月に報道されましたけれども、実は茨城県の取手の子どもたち、小学校中学校の心臓検診の結果で、QT延長症候群と呼ばれる子どもたちが急増しているという事が報道されています。

Sawada:QTというのは、英語でQTと書くんですね?

 

川根:

はい、そうですね。

これは心電図の検査をして初めてわかる事なんですけれども、心臓の心電図を取ると、ピクーン、ピクーンと波形が出来ますよね。その始まりから終わりまでをQTと言うそうなんですけれども、この部分が同じリズムではなく、時々ですね、延びてしまう。という事でQT延長症候群と呼ばれているということなんですね。

 

で、このQT延長症候群が起きますと、子どもたちによってはですね、立ちくらみ、目の前が真っ暗になったり、動悸がしたり、ひどい汗、気分が悪くなったり、重症な時は意識を失うということもあります。突然倒れて意識を失う時もあるので、てんかんと間違えたりもするんですね。

 

そうした子どもたちがですね、取手市の中で、2008年の時はですね、小学校、中学校では大体1800人ぐらい毎年受診をしているんですけれども、その中でQT延長症候群というのはだいたい一人ぐらい。2009年も一人ぐらい。2010年も一人ぐらいだったんですが、2011年、だいたいこの心臓検診っていうのは、小学校1年生と中学校1年生4月に行われるものなんですが、毎年行っている検査の対象の子どもたちが変わります。

今年小1、今年中1だった子どもたちが4月に検査を受けたということですので、毎年4月に受ける子どもたちの対象は変わるんですが、2011年4月に受けた子どもたちの中では、疑いがある子が2人。それが2012年、去年4月に受けた子どもたちでは、疑いがある子が8人に増えているんです。

 

その中で継続、つまり小学校の段階で、小学校に入る前にQT延長症候群だったと診断を受けた子どもたちが2人いますから、

新たに発見されたのが今回の検診で6人に増えたということです。

これは1600人の中で、1人、1人、1人、2人、8人で、8人のうち、今回の検査で初めて分かったのが6人っていうのは、明らかにですね、あのー、原発事故の影響が考えられるというふうに思います。

ただ、これがですね、全て原発事故のせいかどうかはわかりませんし、たまたま、そういった心臓病を持っている子どもたちが、取手のほうに沢山居住しているのかもしれません。

でも非常に考えにくいですね。

 

実はベラルーシ、ゴメリ医科大学の学長だったユーリバンダジェフスキーさんがですね、放射性セシウムが身体の中に入るとどんな影響が起きるか?ということで心疾患系に影響を与えるという事を報告をしているんですね。

その中で、心電図異常が、放射性セシウムが身体の中にたまれば溜まるほど心電図異常の子どもたちが増えるという事を報告しています.

 

Sawada:

そうしますと心電図の異常、もしくは今回のQT延長症候群というのは、一つの目安、シグナルになる可能性というのはやっぱり強いという事なんでしょうかね?

 

川根:

そうですね。

キーコちゃんのブログ【ペイフォワード環境情報教室】「東北関東の子どもたちにも甲状腺エコー検査・心電図・血液検査が必要」2/13川根眞也先生(内容書き出し)の中に、動悸、めまい、失神などなどに関係すると思われる心臓疾患についての報告があるので引用させてもらう。北九州市や大阪市でのがれき焼却による健康被害とも重なると思われる。

みんなたのしくHappyがいい http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2776.html