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柏市 公園除染の盲点

平成25年3月に筑波の帰りに柏市に寄ってもらった。前回、iFKR-254を購入してテストのために立ち寄った公園のレベルが非常に高かったのが気になっていたからだ(西新宿保健センターの解説)。前回測定した2箇所の公園に行ったところ、表土が削られて土が入れ替えられていた。除染が昨年の11月に行われたようだ。それでも前回と同じ場所で計測を行った。

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当然のことながら、除染された場所は線量率も下がり、セシウムのカウント数も減少していた。非常に危惧していた西口第三公園の滑り台の下は線量率で10分の1以下、セシウムのカウント数で20分の1まで減少していた。とりあえず、子どもたちが転げ回って遊んでいた場所は、セシウムが東京レベルまで残っているものの除染の効果は現れていた。

ところが、子どもたちは平戸ツツジの植え込みの下を這いずり回ってくぐり抜けていた。そこは除染がなされていない場所だ。植木を引き抜かないと除染できない場所になる。そこにサーベイメーターを置くと、ぐんぐん上昇する。500秒でストップしたが、0.182μSv/h、セシウム合計10,148counts(1000秒換算)であった。2万〜3万ベクレル/kgのオーダーのセシウム汚染が残っていることが推定できる。

除染された場所でも1000〜2000countsあり、数千ベクレル/kgレベルの汚染が残っているのではないだろうか。

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碧い蜻蛉

  フクシマ・ジェノサイドと呼ばれる全訳)
後世に
公害とは、公の共有物たる天地・海川に毒をまき散らし、万物の命を奪う天下の大罪